高価買い取りのポイント

生産活動や設備の解体など、私達の生活をしていく上で必ずと言って良いほど発生する金属スクラップ。

鉄屑はもちろん、銅や真鍮、アルミ、ステンレスなどの非金属も多く存在していますが、これらの金属が高く売れることは意外と認知が少なく、処分方法に困っている業者もいるのではないでしょうか。

また、近くのスクラップ回収業者に持ち込んだものの、思っているより安い値段となったために、買取に関してあまり良いイメージを持てない人も多いはず。

しかし、実際にスクラップを高価買取してもらうにはいくつかコツがあり、それらを抑えておけば高く売れる可能性も高まります。

そこで本記事は、スクラップを高価買取してもらうためのポイントを6つに分けてご紹介していきます。

1.持ち込む金属の買取相場を把握しておく

実はスクラップの買取相場に大きく関わってくるのが金属の相場。

スクラップは、金属の種類によって買取相場が分かれており、その価格は株価のように常に価格が変動しています。

「金1gあたり〇〇円」などの表示を見たことがあると思いますが、これは常に変動する金属相場から算出しているものです。

このように、銅やアルミ、ニッケル、鉛、亜鉛、金、プラチナ、銀、パラジウムなど各金属にも相場価格があり、この相場を見ながら買取に出すタイミングを決めるのが高価買取の第一歩と言えるでしょう。

2.一度に大量のスクラップを持ち込む

通常多くの業者では金属は1kgから買取可能ですが、少量である場合、かなり安く買い叩かれるところも存在します。

反対に、一度に大量のスクラップを持ち込むと買取価格が上昇しやすくなります。

工場など頻繁にスクラップが発生するところは、バッカンやフレコンを設置し、ある程度まとまってから持ち込む方が良いでしょう。

3.毎月一定量を持ち込むことを約束する

一定量のスクラップが毎月安定的に発生するのであれば、「毎月最低〇〇kg持ってくるから」と交渉すると買取価格を値上げしてくれる可能性があります。

なぜなら、回収業者も金属の納入先に月単位でどれくらいの量を納入するかで契約しているところが多く、安定してスクラップを確保する必要があるからです。

そのため、安定してスクラップを持ち込むことができると、その分買取価格を上げることができるのです。

ただし、スクラップが不定期に発生するところはこの方法が使えませんので、次の方法を試すことをおすすめします。

4.付き物や混ぜ物がないように可能な限り分別する

持ち込んだスクラップに別のボルトがついていたり、ビニールなどの被膜がされていたり、他の金属が混ざっている状態だと高価買取は厳しいでしょう。

逆に言うと、スクラップを高価買取する判断基準として「回収する金属が綺麗な状態をしているか」や「金属以外に混ぜ物が無いか」などがあります。

混ぜ物があるスクラップは、当然ながら業者で分別を行いますので、その分手間がかかります。そのため、分別する手間を減らしてあげると、その分買取価格が高くなるのです。

ちなみに金属スクラップは以下のように分類され、それぞれ買取価格が変化します。

・不純物がついていないもの
・厚みのあるもの
・切削中に生じた粉や削粉
・少量の不純物が含有したもの
・分別が必要なくらい不純物を含んだもの
・解体が必要なもの

5.機械製品は小さく解体している

機械製品は金属だけでなくゴムやプラスチックなどが含まれていることが多く、解体作業が必要になります。

もちろんその分手間がかかりますので、そのまま引き渡してしまうと解体費用の分買取価格が下がります。

可能な限り解体し、金属ごとに分別しておくようにしましょう。

買取に関しての注意点

ここまで、スクラップを高価買取するためのポイントをご紹介してきましたが、買取に持ち込む際の注意点も存在しますので、合わせてご紹介します。

まず、持ち込む業者を探すときは、買取できる金属の種類が多く、価格相場がきちんと表示されている業者を選ぶようにしましょう。

金属スクラップの多くは、他の金属と混ざった状態であることが多く、価値がある金属がいくつか混ざった状態であるにもかかわらず、業者が分別の技術を持っていないため、一部の金属しか買取できないと言うケースも少なくありません。

買取後はキャンセルができない業者が多いので、持ち込み先を選ぶ時は、可能な限りたくさんの買取実績がある会社を選びましょう。